ナノ化学科とは?
名前の由来



::「ナノ」は、最先端技術の代名詞
::

私達は、新しい化学の学科を作るにあたり、「21世紀に化学はどのような役目を果たすべきか」について真剣に考えました。
(その内容については、「ナノ化学科が注目する分野」をご覧下さい。)

また、化学が果たすべき役目を担える人材の教育について考えました。

そして、21世紀に化学が最も期待され求められる問題について最も効率よく学べるシステム(学科)を創り上げようと決心しました。
化学の範囲はとても幅広く、全てを学ぶことはできません。
21世紀の社会で最も必要な最先端の部分から学べる学科を目指したのです。

ですから私達は、「ナノ」という言葉を、最先端技術を
象徴する言葉として捉えています。
「ナノ化学」は、極微の世界において活躍する物質を創造し、
解析し、役立てる化学であると共に、21世紀における
最先端の化学を象徴する言葉なのです。

「ナノ」という言葉は、10-9
つまり非常に小さな世界を意味しています。
半導体の微細加工に代表されるように、最先端技術開発の現場では、極微の世界での挑戦が毎日続いています。
そして、その小さな世界での技術革新が、私達の社会を次々と大きく変えています。
そこでは、これまでにない新しい物質の開発・利用が成功の鍵を握っています。

 

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